1960年代モダニズム建築の特徴があらわれた、この時代ならではの「カトリック河原町教会」。ゴシックの尖頭アーチを反転させたような、下から反り上がっていく、上昇感のある屋根が特徴的です。伝統的な教会は上部から光を取り入れますが、ここでは両サイドから光が差し込み、戦後の民主的水平的な空気を反映しています。窓のサッシはあみだくじ状になっていて、ル・コルビュジエの影響を感じさせます。伝統を現代的にアレンジした、モダンな祈りの空間を感じてください。
イベント詳細
カトリック河原町教会
- 所在地
- 京都市中京区河原町三条上る下丸屋町423 📍 Googleマップで見る
- 最寄り
- 地下鉄「京都市役所前」、京阪「三条」、阪急「河原町」、市バス「河原町三条」
- 竣工年
- 1967(昭和42)年
- 用途
- 教会
- 構造・規模
- 鉄筋コンクリート、鉄骨造・地上2階、地下1階
- 設計
- カール・フロイラー、富家宏泰(富家建築事務所)
- 施工
- 【聖フランシスコ・ザビエル大聖堂】大林組
- 文化財
- 京都を彩る建物や庭園(選定)
