日本最古の公立美術館建築である「京都市京セラ美術館」貴賓室を特別公開。洋式建築に和風の屋根を冠した、いわゆる帝冠様式を代表する建築です。建築家・青木淳と西澤徹夫が画期的な大規模リノベーションを手がけ、話題を呼びました。地下へ続くスロープが新設され、内部と外部をゆるやかにつなぐ、新時代の美術館を体現。和風の欄干や木鼻と、アールデコやライト式が混ざり合う玄関ホール。折上格天井をもつ、格式高い貴賓室。機能と格式が調和した、歴史建築×リノベーションの妙を堪能してください。
イベント詳細
11/9(日)10:00-17:00
2021年開催 京都市京セラ美術館会館1周年記念展
「モダン建築の京都」
京都市京セラ美術館
- 所在地
- 京都市左京区岡崎円勝寺町124 📍 Googleマップで見る
- 最寄り
- 地下鉄「東山」、市バス「岡崎公園美術館・平安神宮前」「岡崎公園ロームシアター京都・みやこめっせ前」「東山仁王門」
- 竣工年
- 1933(昭和8)年
- 改修年
- 2019(令和元)年
- 用途
- 美術館
- 構造・規模
- 【本館(既存)】鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 【新館(増築)】鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造・地上2階、塔屋、地下1階
- 設計
- 原案|前田健二郎 改修案|青木淳・西澤徹夫設計共同体(基本設計者)、松村組・昭和設計(実施設計者)
- 施工
- 竣工時:清水組(現清水建設)/改修・増築時:松村組
