鉄筋コンクリート建築の先駆者・増田清の作品として、全国的にも非常に貴重な「顕道会館」。3連アーチの外観は、繊細な装飾を施した瀟酒な佇まい。一方、中に入ると、鉄筋コンクリートならではの力強い大空間が広がります。この空間を支える直線的な構造体は、2階に至って曲線に変化し、ゆるやかなカーブを描いて展開します。増田清の本領発揮、大正時代らしい華やかで自由な空気を感じてください。
イベント詳細
11/2(日)10:00-17:00
顕道会館
- 所在地
- 京都市下京区油小路通花屋町上る西若松町249 📍 Googleマップで見る
- 最寄り
- 地下鉄「五条」、市バス「西本願寺前」「西洞院六条」
- 竣工年
- 1923(大正12)年
- 改修年
- [2階・塔屋]1994(平成6)年 [1階] 2014(平成26)年
- 用途
- 仏教伝道の拠点(現・教区事務所、ホール)
- 構造・規模
- 鉄筋コンクリート造・地上2階、塔屋付、陸屋根(後方切妻造)
- 設計
- 増田清
- 施工
- 伊藤組
