京都市役所本庁舎の和室を解説つきで特別案内。この和室は、京都ならではの和の空間を感じられるおもてなしの場として整備され、現在では正庁の間で開催する審議会や式典等を行う際の控室やお茶会としても利用されています。和室内には、床柱に北山杉の磨き丸太を使用するなど、京都市内産の木材が多く使用されています。今回は、1日限定でこの和室を、解説つきで特別案内。千本銘木商会さんが、和室に使用した木の魅力、和室のしつらえを解説します。
イベント詳細
享保6(1721)年、屋号「酢屋」として創業。日本建築や和室、京の木の道具を通して、木の文化と暮らしの豊かさを伝え、森と街をつなぐことを目指している。銘木の販売・加工・施工に加え、京町家の再生やモダンな木空間の創造、オーダーメイド家具・建築施工に従事。活動は多岐にわたり、伝統意匠技術の伝承や現代建築への応用、無垢材のデザイン提案など、木のある暮らしを多角的に追求。文化財の修復への貢献や、京町家のリノベーションによる地域活性化など実績も多数。
また、京都酢屋として、龍馬が投宿していた二階に龍馬と酢屋の歴史を紹介している、「ギャラリー
龍馬」を三条河原町に開廊している。
本公開は、ウッドエキシビション企画の一環として実施いたします。
主催:京都市ウッド・チェンジアクション推進会議、京都市産業観光局農林振興室
協力:株式会社千本銘木商会
京都市役所本庁舎
- 所在地
- 京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488 📍 Googleマップで見る
- 最寄り
- 地下鉄「京都市役所前」、京阪「三条」、市バス「京都市役所前」
- 竣工年
- 第一期:1927(昭和2)年/第二期:1931(昭和6)年
- 改修年
- 2021(令和3)年
- 用途
- 庁舎
- 構造・規模
- 鉄筋コンクリート造・地上4階、塔屋、地下2階
- 設計
- 竣工時・顧問:武田五一、設計:中野進一(京都市営繕課)/改修時:日建設計
- 施工
- 竣工時・第一期:山虎組・松井組・松村組、第二期:津田甚組/改修時:大成・古瀬・吉村 特定建設工事共同体
- 文化財
- 京都市歴史的風致形成建造物
